【新人看護師必見!】タイムマネジメントのコツ【順序】

看護

こんにちは!パパぱんです。

看護師として業務をしていく中で必ずぶち当たるといっても過言ではないタイムマネジメント

タイムマネジメントが上手くできているかどうかでその日の勤務がスムーズにいくかどうかを左右してきます。しかし、看護師の業務は急な処置や検査などによって、事前に考えたタイムマネジメント通りに進まないのも事実です。

近年、臨地実習では統合実習としてタイムマネジメントが行えるようにカリキュラムが変更されてきています。

いかに十分なタイムマネジメントをし、なおかつ急な出来事にも柔軟に対応できるかということも看護師の必須スキルとなってきます。

今回は私が実践しているタイムマネジメント方法の紹介を通して、タイムマネジメントに悩んでいる方々の一助となれば幸いです。

まず全体像を把握しよう

まずその日1日の全体像を把握しましょう。全体像を把握することでタイムスケジュールが立てやすくなります。

業務に係わる内容としては、①時間が決まっている処置等②その時間帯にすれば良いこと③どの時間帯にしても良いこと の大きく3つに分けることができます。

時間が決まっている処置等とは、

・点滴

・服用時間が決まっている薬

・検査、リハビリ出棟

・手術、特殊検査(アンギオや内視鏡検査など)入室

・病棟転入出  等々その時間にしなければならない事を指します。

その時間帯にすればいい事とは、

・検温

・食事の準備、セッティング

・ 等々 決まった時間帯にすれば良い事を指します。

どの時間帯にしても良いこととは、

・記録

・週間業務(曜日毎に決まっている記録物)

・翌日の検査、点滴、内服の確認、準備 等々どの時間帯にしても患者さんの不利益にはならないことを指します。

優先順位をつけよう

次に物事に優先順位をつけていきましょう。これは本当に大事です。

優先順位を考える上で、『患者さんの命にかかわること』、『緊急性を要すること』が一番優先するべきことになります。

なぜなら緊急性を要する場面で万が一対応や処置をする時間が遅れてしまった場合は、最悪患者さんの命に危機が及ぼす可能性があるからです。

患者さんの命にかかわること、緊急性を要することは優先順位の一番上にあることを常に意識しなければなりません。

タイムスケジュールを立てよう

時間が決まっている処置や与薬、検査出棟などその時間に必ずしなければならない事をピックアップします。

例:

9時:点滴投与

10時:リハビリ

11時30分:血糖測定

15時:入浴

17時30分 血糖測定

などなど

決まった時間にしなければならない処置などは時間変更ができないため、それを軸にタイムスケジュールを立てていきましょう。

タイムスケジュール表

このような形で書くことが多いです。

時間決まっている処置などをピックアップできたら、次はそれぞれの処置をその時間にきちんと行えるように物品準備や移動にかかる時間を逆算して考えましょう

例えば9時に点滴投与する場合は、プライミングをして患者さんへ投与に至るまでの時間を逆算します。そして「逆算したこの時間になったら準備をし始めるんだ」という意識を持ちます。

そうすると、一つの処置の準備~実施までに必要な時間が大体見えてきます。

おおよそかかる時間がみえてきたら、一度書いたタイムスケジュール表に書き込むと何時から準備に取り掛かるとよいか可視化できます。

次にその時間帯にすれば良い処置等を書き込んでいきます。また、臨時の処置や薬剤投与などは指示受けした際にタイムリーに書き込んでいくと良いのかなと思います。

週間業務や翌日の内服・点滴準備などはワークシートのスペースにわかるように書き、実施したものからチェックしていくと漏れづらくなると思います。

時間にする処置や時間帯にすれば良い処置を書き込んだらタイムスケジュールの基本形は完成になります。

あとは実践あるのみ!

タイムスケジュールが立てられたら、実際にタイムスケジュール通りに業務を行い、ズレを修正していきましょう。

例えば、この処置の準備は予定より時間がかかったから5分早く準備をしよう。急な検査が入ったから手が空くこの時間に準備を進めておこう。など臨機応変に対応していくことが大切になります。

一日のタイムスケジュールをしっかり立てることで、おおよその行動計画を立てることができます。

計画と実践は異なりますので、実践しながら修正していくことが大事になります。

私がよくしていることは、臨時検査や処置などが入っても頭の中で何を優先的にしていくと効率的か優先順位を考え、タイムスケジュールを修正していき行動しています。

もちろん最初から上手くいかないことが当たり前です。慣れてきている今でも上手くできないことも多々あります。

個々で看護をしているのではなくチームで看護をしているので、周りの看護師に協力を依頼することも大切です。これは、自分の限界を知っているということにもつながるため、インシデントを減らすことにも期待できます。

まとめ

看護師の業務は予定通りにいかない事ばかりです。

その中でもスムーズに業務を行えるように常に考えながら業務をしていくことがタイムマネジメントをしていく上で重要になると私は考えています。

最初は誰しもがタイムマネジメントが上手にできている訳ではないです。

同僚や先輩のマネジメント方法を参考にしながら自己流のタイムマネジメントを身に付けていきましょう。

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