妊娠・出産を迎えるご夫婦のみなさん、おめでとうございます!
初めての妊娠でママはたくさんの不安を抱えています。不安いっぱいのママを支えるのは、一番側にいるパパの存在が重要になります。「でも何をしたらいいか分からなーい‼」と悩んでいるパパも多いはずです。ですが、ママがしてほしいことはごく当たり前の事が多いのです。
これからパパになる旦那さんに向けて、ママに怒られる・嫌われることについて実体験をもとに5つのことを紹介していきます。
この記事を通して、幸せな妊娠生活を過ごす一助となると幸いです。
妊娠を喜ばない
妊娠が分かった時、素直に喜びましたか?ママが「妊娠した」とパパに言うのは、たとえ夫婦でも勇気がいります。どんな反応をするか不安だからです。また、「本当に自分の子供?」「え、いつしたときの?」など冗談でも軽はずみな言動は控えてください。本当にママに嫌われます。とういうか呆れられます。
ママは妊娠が分かった時、喜びと同時に仕事や周囲の反応、体の状態の変化について不安が出てきます。その不安をできるだけ取り除けるように一緒に妊娠の喜びを共有し不安な気持ちについて話を聞いてあげましょう。
妊娠が分かった時は嬉しさのあまり周囲に妊娠したことを報告したくなりますが、ちょっと我慢をしてください。
妊娠が判明しても赤ちゃんが成長できずに流産してしまう可能性があります。安定期といわれる妊娠16週(妊娠5か月)頃になると流産するリスクが低くなるといわれています。その頃くらいには妊娠報告してもいいかもしれませんね。周囲への妊娠報告時期は、ママといつ報告するか相談して決めましょう。
家事をしない
家事はしましょう。絶対してください。それだけでママはすごーく楽になります。
家事と言っても全ての家事をパパがしたら良いというわけではありません。もちろん全てパパがしたらママは大助かりです。しかし家事が苦手なパパもいると思います。なので、家事を協力して一緒に行うことが大切です。例えば、一緒にご飯を作ることや茶わんを洗う、洗濯をする、掃除機をかけるなど一緒に家事を行う・協力をして家事をするだけでもママの負担が軽くなります。
ただ、妊娠初期(妊娠5週ごろより妊娠16週くらいまで)はつわりといって吐き気が出たり、においに敏感になったり、眠くなりやすくなったり食事の好みが変わったりなど身体の変化が起きます。このつわりがひどい時期には、ご飯が炊きあがるにおいや食事のにおいなどで吐き気が出たりします。その場合、一緒に作ることは難しくなってくると思うので、パパが自分で料理を作ることやスーパーなどで惣菜を買ったりしてママの負担を減らしましょう。
料理以外もママの負担とならないよう率先して家事をしていきましょう。それだけでもママの身体と心の負担は軽くなります。
気持ちに寄り添わない
ママは赤ちゃんの成長や先天性障害の有無など妊娠の不安に加え、パパとのスキンシップがなくなることや産後セックスレスなどの不安を抱くことが多いです。また、妊娠により浮気をされるのではないかと心配になります。実際、ママの妊娠をきっかけに浮気をしてしまう方もいるようです。妊娠が進むにつれ、お腹が大きくなるなどの身体の変化や、出産に立ち会い赤ちゃんが生まれてくる場面を見てママを女性として見れなくなりセックスレスに陥ることも少なくありません。そういった不安が溜まりやすくなるため精神面でのサポートが必要になります。
妊娠中はホルモンバランスの変化などにより、精神的に不安定になりやすい時期です。妊娠前に比べ、怒りやすくなる方もいます。パパはママの不安持ちを全力で受け止め、気持ちに寄り添うだけでも精神的な安定を図ることができます。また、夫婦間のコミュニケーションやスキンシップを図り、貴重な妊娠生活を少しでも不安なく過ごせるようにしましょう。そのほかに、検診には必ず付き添い、赤ちゃんの成長を一緒に分かち合うことも大切です。車の運転もゆっくり安全運転をしましょう。少しの揺れで気分が悪くなったりします。日頃からママの体調を気がけていきましょう。
ママにとってパパが一番の支えです。
自分の時間を優先してしまう
自分の趣味の時間などは仕事などでのストレスを解消できる貴重なリフレッシュタイムですね。趣味をしたり、スマホでゲームや動画を見たり、漫画を読んだり・・・男の人はそういったことが大好きですね。私も大好きです(笑)。
そういった時間も大事ですが、最優先にしなければならないことはママとの時間を大切にすることです。一緒に赤ちゃんの名前を考えたり、赤ちゃんに話しかけたりなどママと一緒に妊娠生活を楽しく過ごせるようにしましょう。また、出産してからは育児に追われてしまい、映画や買い物などをゆっくり楽しむ時間が減少してしまいます。もちろん、パパの自由な時間も減少することが考えらえます。そのため、お互いがリフレッシュタイムを納得して過ごせるように話し合うことも大切です。
仕事の忙しさを理由にママと過ごす時間を取らないのはいけません。仕事も忙しいですが、ママが身近で一番頼りにしているのはパパです。少しでもママとの時間を取り赤ちゃんの育児や将来について話をして出産が待ち遠しくなるくらい楽しい気持ちで妊娠生活を過ごしましょう。
自分のリフレッシュタイムも大事ですが、ママのリフレッシュタイムも忘れないでください。
最近は産休ギリギリまで働くママが多いですね。筆者の妻も産休ギリギリまで仕事をバリバリしていました。なので、ママのリフレッシュタイムが中々取れないこともありました。出産したら映画やレストランでの食事など周囲に遠慮し足が遠のくことが多いです。ママの体調に合わせて妊娠中にしかできないことをして妊娠生活の思い出を作るのもいいですね。
お腹の赤ちゃんに話しかけない
会話が成立しない赤ちゃんだから話しかけなくていいや!と考えてるパパ。
絶対話しかけてください!
毎日話しかけて赤ちゃんへの愛着形成と妊娠の喜びを感じてください。男性の低い声は、羊水の中でプカプカ浮かんでいる赤ちゃんに届きやすいといわれています。仕事でずっと一緒にいられないと思いますので一緒にいる時間が大切な赤ちゃんとの触れ合う時間となります
ママのおへそが窓になり、赤ちゃんはそこから周りを見ているといわれています。歌を聞かせてみたり絵本を読み聞かせてみたり思いつくことでいいんです。赤ちゃんとのコミュニケーションを図りましょう。「外の世界はこんなにも楽しいんだよ」って赤ちゃんに生まれてくる楽しみを作ってください。
お腹が大きくなると赤ちゃんがママのお腹を蹴ってきます。そうなると赤ちゃんとの触れ合う機会が増えますね。そうしたら、ママに許可を得てお腹をつついてみましょう。赤ちゃんもそれにこたえて蹴り返してくれるかもしれませんよ。
生まれてきて3歳くらいになったらお腹にいた時の記憶を聞いてみましょう。胎児記憶が残っているとひょっとすると答えてくれるかもしれません。
まとめ
ママに嫌われる5つについて紹介しましたがいかがでしたか?
実際に初めて出産を通して気づいたことを書いてみました。
もっと他にも嫌われることがあるかもしれませんが、少しでも幸せな妊娠生活を送る上で参考になれば幸いです。
妊娠中のママは、精神的に不安定です。些細なことで喧嘩になることも少なくありません。そんな時は、パパが気持ちを落ち着かせてママを受け止めてあげましょう。妊娠生活は思っているよりもあっという間に過ぎてしまいます。妊娠で不安なママをしっかりサポートして楽しい妊娠生活を送ってくださいね。
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