看護師になるために必要な実習!上手に乗り越える方法とは?

看護

どーも、パパぱんです。

看護学生のみなさん実習お疲れ様です。これから実習を迎えるみなさん、いよいよですね。

実習は看護師に冷たくされたり理不尽なことを言われたり…本当にきついですよね。

でも大丈夫。どんな看護師でも看護学生時代があり、同じ実習を乗り越えてきています。だからこの記事を読んでくれているあなたもきっと乗り越えられます。

きつくて泣きたくなる地獄の看護実習を乗り越えるために私が実践したポイントを5つご紹介します。

実習を乗り越えたらあとは国家試験だけなのであとひと踏ん張りです!

臨地実習ではどんなことを学べる?

まず臨地実習を通して、教科書や講義では学べない現場での実践的なスキルを身につけることができます。また、看護師として必要なコミュニケーションやチームワーク力を養うこともできます。実習先で働く看護師や医師、コメディカルからのフィードバックを受け、自分の成長や課題を見つけることも今後看護師として働いていくうえで重要となってきます。

実習の目的は、自分自身の成長だけではありません。患者さんやその家族、医療スタッフとの関わりの中で、チーム医療や緊急対応など、現場で必要な知識やスキルを身につけることが求められます。また、自己管理や時間管理など、看護師として必要なスキルを磨くことも必要です。

臨地実習は、看護師になるために貴重な経験となります。学校での学びと現場での経験を組み合わせることで、自分自身の成長だけでなく、患者さんや医療スタッフに貢献することができます。実習を通じて、自分自身の目標や将来の方向性を見つけ、看護師としてのキャリアを築いていきましょう。

それでは、看護実習を乗り切るコツを5つ紹介します。

起きて行けばその日の実習は終わり

起きて行けばその日の実習は9割終わり』

これは学生時代に先生に言われた言葉です。この言葉で何度実習を乗り越えられたことか…。

個人的には、朝起きて実習先に行くまでが一番精神的にきつかった思い出があります。なので、学生時代は、この言葉を自分に言い聞かせ、這いながら実習に行っていました。

朝起きて実習先に行ってしまえば、気が付いたら実習終了時間になってました(体感30分くらい)。

起きて行けばその日の実習は9割終わり

という言葉は、本当に魔法の呪文で実習中の心の支えになりました。

この言葉を心の中で呟いて実習を乗り越えましょう!

元気に挨拶をしよう

次に『元気に挨拶をしよう』です。

すごく緊張する実習ですが、元気に挨拶や返事をすることはとても重要なことです。元気に挨拶や返事をすると挨拶をする方もされる方も気持ちが良いです。また、指導看護師からは「元気でやる気のある学生」だと認識されやすく、評価が高くなりやすいです。

また、患者さんや指導看護師に対する言葉遣いにも注意が必要です。受け持ち実習などでは患者さんとの関わりが多くなってきます。患者さんとの関わりが深くなってくると、どうしても友達や家族と話すように話しがちになってしまいます。入院している患者さんの多くは学生よりも年上の方が多く、人生経験が豊富です。そのため、一人の人間として尊敬の気持ちを持ちながら接していくことが大切となります。

怖い指導者に対してはこう考えよう

どの実習先にも必ず一人はいる”怖い看護師”。実習では避けては通れない問題です。

挨拶をしても無視をする看護師がいたり、怖い看護師が担当なってしまったら…と考えるだけで憂鬱な気分になってしまいます。

そんなときに役立つ考え方があります。この方法を実践すると想像以上に心が軽くなり実習を乗り切ることができます。

それはズバリ、怖い看護師を心が貧しい人だと思いましょう。

なぜかというと、元々怖い看護師もみなさんと同じ看護学生の時代を経験して臨床で活躍しています。

ということは、学生時代に「実習に行きたくなーい」と感じていた場合が多いんです。

それなのに指導する立場になると怖い看護師になぜ豹変してしまうのか。それは業務の忙しさなどで心の余裕がなくなってしまう場合が多いと思います。

ですが、忙しい中でも学生さんに対して丁寧に指導ができない看護師が果たして患者さんに寄り添うことはできるでしょうか。忙しい中でも心に余裕を持つことで様々なことに向き合えると思います。

なので怖い看護師は心に余裕がない、心が貧しくなってしまったんです。

それを踏まえて考え方の例を挙げると、

『この人も看護学生の時代があったはずなのに、ずっとイラついてるから心が貧しくなってしまったんだなー。』

『心に余裕がないかわいそうな人だからしょうがない。』

という感じで広い心を持ち、一歩引いて受け止めてあげましょう。

怖い看護師を心が貧しい人だと考えると、理不尽な指導を受けても精神的なダメージは少なくすみます。でも理不尽ではなくしっかり自分の為になることを言われている場合は、アドバイスをしっかり受けて実習に活かしましょう。

自主性を持って行動しよう

次は『自主性を持って行動しよう』です。

看護師さんは自主性があり積極的な学生が大好きです。

自主的に看護技術の見学や実施、疑問に思ったことや分からないことなど質問を指導看護師に聞いてみましょう。積極的に実習に臨むことができれば、あっという間に実習時間が終わり、実習の評価も高評価を得られやすいので一石二鳥です。

また臨地実習は、病態や治療法、リハビリ、看護師の動き方や考え方、患者さんの思いなど学校では学ぶことができないリアルな医療現場を体験できる貴重な機会です。

そのため実習中は、自分で積極的に行動すると色々な経験ができ、実習を通して学んだ知識は以外と身に付くので、国家試験の時に役に立ちまくります

 

 

『なぜ』を考える

最後は『なぜ』を考える。です。

看護師の行動に対してなぜ行うか、一つ一つ疑問を持ちながら見学や実習をしてみましょう。

この思考を持つとただ見学してるだけの実習も学びが深いものになります。

また、なぜこの行動をしているか自分なりに考えた理由を指導看護師に伝えて答え合わせをしてみましょう。そうすると行動やケアに対する指導看護師さんの考え方を知ることができます。

看護師は患者さんから得られる情報(バイタルサイン、全身状態、表情・言動、患者背景など)をもとに現在の状態をアセスメントしながら必要なケアを行っています。

また、業務がスムーズに行えるように頭の中であれこれと優先順位を考えながら行動しています。

例えば、よく実習生がバイタルサイン測定を終わった後に報告をしてくれます。しかし、測定したバイタルサインの結果も大切ですが、その結果をもとに今の患者さんの状態をどうアセスメントしたかも報告するともっと良い報告にできます。間違いでもいいんです。だってまだ学生で実習を通して学んでいる立場ですから。間違いや失敗を恐れずにチャレンジしましょう。

バイタルサインや患者さんと接した結果から、どんな看護・ケアが必要かアセスメントする能力を養うために看護実習をしている理由の一つだと私は考えています。

この能力を鍛えておくと臨床で働く時に活かすことができますよ。

まとめ

看護実習を乗り切るコツとして5つ紹介しました。

この5つは私が看護学生時代に実際にしていたことと実際に臨床で働きはじめて気づいたことを書いてみました。

看護学生時代は長いようであっという間に過ぎていきます。

ぜひ後悔がなく充実した学生時代を送ってほしいです。臨地実習頑張って!

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